星からの贈りもの~幸せの大詰め

京都、滋賀で対面占い、十字屋カルチャーでタロット講師をしています

鬼滅の刃 吾峠呼世晴さんの成功ホロスコープ

映画が爆発的なヒットになりたいへん盛り上がっている「鬼滅の刃

劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編公式サイト

 

私も、ブームに乗るのはあまり得意ではないが、まんまとはまってしまい計3回も観てしまいました!

 

そこでそこで、作者の吾峠呼世晴さんのホロスープを読んでみました。

1989年5月5日福岡県生まれ

 

出生時間が不明のため、12時で設定しています。(ハウスがきっちりと読めないのは残念…)

f:id:tikitito14:20201201153505p:plain

 

まずざっくりと、目を引くのは、牡牛座に個人天体、山羊座にマレフィック天体が固まっていて、それが見事なトラインを示していること。これは、仕事を発展させ、しかも着実に努力し続けることが苦にならないという意味をあらわし、仕事を着実に形にして収入にすることができる運勢、と読むことができます。

しかも、蠍座冥王星が、個人天体にオポジション、マレフック天体にセクスタイルアスペクトがあり、これは個人の限界を超えることができるという、あぁ、それにしてもホロスコープ通りに生きるということはこういうことか!と膝打ちせずにはいられないような星のチャートです。

 

牡牛座 太陽(人生の方向性)

所有し維持する力、粘り強く、欲しいものを手に入れる所有欲、守備を固める

吾峠さんは仕事に対して粘り強く、またそれを財産に変えていく力があったようにみえますね。牡牛座の代表的な特徴です。そしてこの太陽牡牛座にトラインで影響を与えているのが土星海王星、そして180度の位置からまっすぐに影響を与えるのは冥王星

★太陽△土星 努力、正直、思慮深い、正直、忠実

 もともとの太陽牡牛座にさらに良い意味での粘り強さを与え続ける土星。実直に仕事も進められたのではと思います。何度も書き直す工程も決して苦手ではないのかもしれません

★太陽△海王星 理想主義、直観力、博愛、芸術的才能、創作、実務に弱い

 牡牛座作者に鬼の世界というファンタジーを注ぎ込み、けっしてお説教にならない家族愛を書かせたのは、この海王星の力以外にはないのでは。素晴らしいです

★太陽×冥王星(180度) 自己顕示欲、大それた野心

 名をあげたいという自分を超える力を冥王星(しかも蠍座の支配星!)が、

本当に無限供給という力を与え続けたのではと思います

 

太陽星座を見ているだけでも、空想力を発揮し粘り強くあきらめない姿がわかります

 

次に月も牡牛座にはいる吾峠さん

 

その人の本質を表す月が牡牛座ですので、身体感覚を大事にし自分が満たされる環境を維持したい、忍耐力、素朴なところ、が特徴です

*この月に火星かに座とセクスタイル(60度)

★月*火星 大胆、勇気、活動的、やりすぎる

迷ったときには、自分の五感を頼りに「GO」を選択する人のようにみえますね

かに座の火星が家族意識を刺激したのは間違いないのでは

 

金星も牡牛座です

牡牛座の金星(楽しみ方)は、受け身で堅実な愛。安定感、内に秘めた情熱、あきらめない、長期戦、官能的なところがあるようです。

やはり内に秘めた情熱とあきらめない心を炭治郎に投影させて表現されたのかしら

★太陽×金星(0度)

好感度、優雅、品性、愛される

友人や仕事仲間に愛される作者の姿が目に浮かんできます

 

ここまで個人天体を読んでいくと、もしや吾峠さん自身が炭治郎のような人なのでは想像してしまいます!

ーー諦めずに目的に向かい進む姿、博愛的で澄み切った心、しかし保守的ではなく決断力に優れた野心家なのだが、それは心に秘め、だれからも愛されている人

 

私たちは2020年というコロナが巻き起こした社会変動の不安のなかで、誰の心にも眠っていた、「人間の普遍的な心」を思い出させてくれたこの作品は、この時代が選んだ作品と言ってもいいかもしれないですね

 

それと、忘れてはいけないのは

魚座の水星と木星がコンジャクション(0度)

まさに書くことで運が開けていく人で、それが小説ではなく漫画というところがいかにも魚座的。なのでこの作品は吾峠さんの運勢ではこれをアニメ化したところからますます運が開けてきたように思います。炭治郎の誰にでも優しい姿は、まさに魚座的といえるのではないでしょうか

 

 

2020.12.1自宅にて

ピアス拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

占いとユング心理学

占星術ユング心理学に当てはめるとびっくりするぐらいしっくりくる

いやちがう

占星術ユング心理学

占星術という古代人のつくりあげたある法則、それは古代の伝統的な象徴体系…錬金術や神話、占星術を、心理学者C.Gユングという人が人間の深い深層心理に降りていく方法を探るうちに、ロジカルに復元しようとしたものが「ユング心理学」なのだろう

 

占いと心理学の融合

河合隼雄は21世紀を「心の時代」と生前に言っていて

20世紀は「科学の時代」で、

我々は科学という魔法にかかっているにすぎないのだという

 

たしかに現代は、物質的には満足してしまっていて、

今世間をみても、

付加価値をつけて価値が上がっているものに「心を満足させてくれるもの」が共通としてあるように思う

 古い本だが、今読むと時代がやっとここに追いついてきた感じ

宗教と科学の接点

宗教と科学の接点

  • 作者:河合 隼雄
  • 発売日: 1986/05/15
  • メディア: 単行本
 

 

 

心理学という言葉は、ギリシャ語で魂(プシュケー)と知恵(ロゴス)。

 私たちは、現代科学のなかで、合理主義の言葉に踊らされ、

非科学的なことを排除し、自分たちこそが一番優れていると考えていたのかもしれないが、どっこい、そんな小手先のことは、もうすでに古い古代の人たちがかんがえていたことなのでは?!

完全版 心理占星学入門

完全版 心理占星学入門

  • 作者:岡本翔子
  • 発売日: 2008/06/26
  • メディア: ハードカバー
 

 

この本はなかなか秀逸

西洋占星術を暗記に頼っているうちはなかなか腹に落ちる感覚がつかめなかったが、この本を読んで、ユングとリンクさせてみると

ほんとうにストンと納得できた

 

「あの人の気持ち」

占いをしていて、依頼者が一番求めるものに「気持ち」がある。

触ったり掴んだり、それが未来へのパスポートとも限らないのに

思いを馳せるのは「相手の気持ち」…

 

占いで未来が当たったとして、それはどんな意味があるのだろう…

「あの占い師はいいことしか言わないから」

そんな批判を受けたとして、

それは依頼者の心の持ちようを照らしているにすぎないことに、売れない占い師は気が付くべきだ

 

幸せの未来に進んでいく「気持ち」で

人は幸せを感じたり、やりがいを感じたりするのではないのだろうか…とつくづく思う