映画が爆発的なヒットになりたいへん盛り上がっている「鬼滅の刃」
私も、ブームに乗るのはあまり得意ではないが、まんまとはまってしまい計3回も観てしまいました!
そこでそこで、作者の吾峠呼世晴さんのホロスープを読んでみました。
1989年5月5日福岡県生まれ
出生時間が不明のため、12時で設定しています。(ハウスがきっちりと読めないのは残念…)
まずざっくりと、目を引くのは、牡牛座に個人天体、山羊座にマレフィック天体が固まっていて、それが見事なトラインを示していること。これは、仕事を発展させ、しかも着実に努力し続けることが苦にならないという意味をあらわし、仕事を着実に形にして収入にすることができる運勢、と読むことができます。
しかも、蠍座の冥王星が、個人天体にオポジション、マレフック天体にセクスタイルでアスペクトがあり、これは個人の限界を超えることができるという、あぁ、それにしてもホロスコープ通りに生きるということはこういうことか!と膝打ちせずにはいられないような星のチャートです。
牡牛座 太陽(人生の方向性)
所有し維持する力、粘り強く、欲しいものを手に入れる所有欲、守備を固める
吾峠さんは仕事に対して粘り強く、またそれを財産に変えていく力があったようにみえますね。牡牛座の代表的な特徴です。そしてこの太陽牡牛座にトラインで影響を与えているのが土星と海王星、そして180度の位置からまっすぐに影響を与えるのは冥王星
★太陽△土星 努力、正直、思慮深い、正直、忠実
もともとの太陽牡牛座にさらに良い意味での粘り強さを与え続ける土星。実直に仕事も進められたのではと思います。何度も書き直す工程も決して苦手ではないのかもしれません
★太陽△海王星 理想主義、直観力、博愛、芸術的才能、創作、実務に弱い
牡牛座作者に鬼の世界というファンタジーを注ぎ込み、けっしてお説教にならない家族愛を書かせたのは、この海王星の力以外にはないのでは。素晴らしいです
★太陽×冥王星(180度) 自己顕示欲、大それた野心
名をあげたいという自分を超える力を冥王星(しかも蠍座の支配星!)が、
本当に無限供給という力を与え続けたのではと思います
太陽星座を見ているだけでも、空想力を発揮し粘り強くあきらめない姿がわかります
次に月も牡牛座にはいる吾峠さん
その人の本質を表す月が牡牛座ですので、身体感覚を大事にし自分が満たされる環境を維持したい、忍耐力、素朴なところ、が特徴です
*この月に火星かに座とセクスタイル(60度)
★月*火星 大胆、勇気、活動的、やりすぎる
迷ったときには、自分の五感を頼りに「GO」を選択する人のようにみえますね
かに座の火星が家族意識を刺激したのは間違いないのでは
金星も牡牛座です
牡牛座の金星(楽しみ方)は、受け身で堅実な愛。安定感、内に秘めた情熱、あきらめない、長期戦、官能的なところがあるようです。
やはり内に秘めた情熱とあきらめない心を炭治郎に投影させて表現されたのかしら
★太陽×金星(0度)
好感度、優雅、品性、愛される
友人や仕事仲間に愛される作者の姿が目に浮かんできます
ここまで個人天体を読んでいくと、もしや吾峠さん自身が炭治郎のような人なのでは想像してしまいます!
ーー諦めずに目的に向かい進む姿、博愛的で澄み切った心、しかし保守的ではなく決断力に優れた野心家なのだが、それは心に秘め、だれからも愛されている人
私たちは2020年というコロナが巻き起こした社会変動の不安のなかで、誰の心にも眠っていた、「人間の普遍的な心」を思い出させてくれたこの作品は、この時代が選んだ作品と言ってもいいかもしれないですね
それと、忘れてはいけないのは
まさに書くことで運が開けていく人で、それが小説ではなく漫画というところがいかにも魚座的。なのでこの作品は吾峠さんの運勢ではこれをアニメ化したところからますます運が開けてきたように思います。炭治郎の誰にでも優しい姿は、まさに魚座的といえるのではないでしょうか
2020.12.1自宅にて
ピアス拝